今回、CLOVER Bootloader を作る目的は、第4世代のcore i3 4330 を使用しているマシンのSSDをM.2 NVMe に置き換えて、高速マシンに改造するためです。
この変更で、使用中のWindows 10をサポート期限ギリギリまで引っぱるつもりでした。
しかし、現行のハード構成のまま。簡単にWindos 11 に移行できることがわかったので、Windows 10 ⇒ Windows 11 移行まで行えました。
CLOVER Bootloaderの作成手順は、次のようになります。
1. GitHubからCloverBootloaderをダウンロード
2. Rufus でUSBメモリーに書き込み
3. NVMe のドライバをUSBメモリーに組み込み
UEFIおよびレガシーモードのmacOS、Windows、Linux用ブートローダー
Rufusを使うと起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます
PCIExpress上のNVMe を認識させるドライバを組み込む
CLOVER Bootloader でEUFIを起動させる
作成した CLOVER Bootloader の USB メモリから起動させると、CLOVER Bootloader が UEFI として NVMe をブートドライブとして認識します。これにより OS 起動させることができます。
起動の手順
1. USBメモリをUSB 端子に差し込んで、PCの電源を入れます。
2. 直ちに、F2キー、Del キーなどを押してBIOS(UEFI)を表示させます。
3. BOOTタブを選択して、起動ドライブ順序1位にUEFI USB を設定します。
4. 順調に立ち上がれば、下図のような画面が表示されます。このまま何もしなければ、一番左のOSが立ち上がります。
まとめ
この記事では、自身の備忘録として「CLOVER Bootloaderの作成」に絞って記述しました。
実際には、M.2 MNVe 1TB にクローンを作成してSSDの換装を行い、そのあと、Windows 10 ⇒ Windows 11 への移行を行いました。
10年前のマザーボードを使用しているので、問題点として、
1.PCI 上のM.2 MNVe SSD を認識してくれません。
2.ディスクパーティションのスタイルがMBR 形式なのに対して、 UEFI ではGPT 形式である必要があります。このためツールを使ってMBRからUEFIに変換をする必要があります。