50代になってこんな悩み有りませんか?
- 白髪が増える
- ゴワゴワしたり、パサつく
- 髪が細くなり、ペッタンコになってしまう
- うねりが出たり、くせ毛が強くなる
- ダメージが目立つ
- 抜け毛、うす毛が気になる
50代 髪のお悩み「白髪・抜け毛・パサつき・うねり・うす毛」の原因?
白髪や抜け毛が増える原因は?
白髪が増えてくるのは、自然な髪の老化現象のひとつですが、個人差が大きいです。
髪の毛はもともと無色透明ですが、色素細胞の働きによって黒い髪の毛が生えてきます。
髪を生みだす部分にある色素形成細胞が加齢などにより、
長い年月をかけて徐々に活力を失っていくためと考えられています。
最終的に毛根の色素形成細胞がすべて死んでしまう場合もあります。
また、過度のストレスや栄養状態の不良、薬の副作用や代謝障害によって白髪が生じることが知られています。
個人差もありますが、年齢と共に白髪になるのはやむを得ないことですが、
頭皮の活性化やシャンプーなどで、進行を緩やかにすることは可能だと言われています。
また、年齢と共に抜け毛が気になるようにもなります。
血管を通って毛乳頭へ運ばれる栄養素が加齢によって少なくなり、
毛を育てる機能が弱まっていくことが抜け毛の原因だと考えられています。
さらに、ヘアサイクル(成長期、退行期、休止期)の成長期の髪の比率が少なくなり、
休止期の髪が多くなるといったヘアサイクルの乱れは、抜け毛の原因のひとつです。
ヘアサイクルが乱れる要因は加齢のほかに、
ストレスや睡眠不足や運動不足、喫煙や過度の飲酒といったよくない生活習慣に加え、
間違った頭皮ケアや季節的な要因があります。
40代からは、髪の成長やツヤの維持を保ってくれる女性ホルモンの分泌が一気に下がっていきます。
女性ホルモンが優位のうちは抜け毛は比較的少ないのですが、
分泌量が下がってくことで、抜け毛や細毛の原因になっていきます。
しかし男性のような脱毛症ようなものではなく、
全体的に髪がやせていくというのが女性の特徴と言えます。
髪が痩せることにより、ボリューム感が出にくくなったと感じる方も多いです。
閉経による女性ホルモンの減少で起こる、FAGA(女性男性型脱毛症)は例外です。
成長期の期間が短縮してしまうFAGAは、成長期を持続させるようなケアで、薄毛が解消する場合もあります。
閉経や更年期障害など体調の変化とともに薄毛を感じた場合は、早めに専門の医療機関やサロンへ相談するのが得策でしょう。
ヘアサイクルはとても繊細で、生活習慣により乱れてしまいます。
シャンプーの方法が正しいかを見直したり、仕事や人間関係のストレスを軽減するよう努めたり、
睡眠不足や運動不足、喫煙などよくない生活習慣をなおすことで、
ヘアサイクルを健全な状態に導ける可能性があります。
十分な睡眠時間を確保し、リラックスタイムをつくってください。
髪のハリやコシ、ツヤが失われる原因は?
昔は髪が多くて、扱いづらくて困っていたけど、
50代になったら、紙が扱いやすくなってきたという話を聞きます。
- ”ハリ”は引っ張った時の髪の強度のことを言います。
髪の毛一本を一定方向に引っ張ったときに、切れずに耐えられる限界の強度です。
- ”コシ”は弾力のことを言います。
バネやゴムのように引っ張ると伸びて、力を抜くと元の長さに戻る性質を“弾力性”と言います。
髪の毛がハリやコシを失ってしまう原因は
- 老化現象
- 生活習慣の乱れ
- お風呂上がりのヘアケア
の3つです。
加齢とともに髪のボリュームが減ってくるのは、女性ホルモンの量が減少と関係していま。
女性ホルモンは髪のハリコシ、ツヤ感を出してくれますが、少なくなることで“髪が痩せたような感覚”になります。
- ”ツヤ”とは髪の「水分量」です。
さらツヤの髪の水分量は、12~14%と言われています。
髪は水分量が少なくなると、はねやすくなったり、広がりやすくなります。
髪の保護膜であるキューティクルが剥がれてしまうので、枝毛や切れ毛が発生します。
見た目にも手触りもパサパサになってしまいます。
年を重ねるごとに髪にうねりがでてくる原因は?
1. 毛穴のゆがみ
加齢による髪の変化として髪にうねりやクセが出てくることがあります。
昔は直毛でいいねと周りから言われていたのに、くせ毛になったというケースもあります。
だいたい40代以降から、今まで感じなかったくせやうねりが出てくることが多いです。
髪がうねる原因のひとつとされているのが、頭皮の毛穴のゆがみ。
直毛の人の毛穴がキレイな円なのに対し、ゆがんだ毛穴は楕円形をしています。
加齢などで頭皮の環境が悪化し、たるんだり、硬化したりすると毛穴、毛根がゆがみ、
髪が伸びる過程で摩擦が起こり、ゆがんでうねりになると言われています。
2. 髪のたんぱく質や水分・油分のバランスが悪い
どれかが不足してしまうと、髪の一部だけがスカスカになり、その部分がよじれて「うねりの原因」になってしまいます。
とくに意識をしていなくても、常に髪はさまざまな刺激を受けています。
紫外線やドライヤーの熱が髪のたんぱく質にダメージを与えてしまう要因になります。
毛髪が傷んでいると外側のキューティクルがはがれ、むきだしになったコルテックスに、水分が不均一に吸収されます。
結果、髪の内部が不均一に膨張してうねりが発生します。
抜け毛の対策
規則正しい生活とバランスのとれた食事を心がける
髪のためにこれだけ摂取すれば良いという食材はありません。
バランスの取れた食事が、抜け毛予防には必要不可欠です。
髪はケラチンと呼ばれるたんぱく質でできていて、たんぱく質はアミノ酸からできています。
髪も食事から摂取した栄養素で作られているので、栄養素が不足すると毛髪は成長できません。
また、睡眠も大切なポイントです。
睡眠不足になると、ホルモン分泌のバランスが崩れて、ヘアサイクルの乱れが起きます。
さらに、ストレスで頭皮が硬くなり、抜け毛の原因となってしまいます。
頭皮用ローションや育毛剤で、頭皮ケアを習慣に!
頭皮用のローションや育毛剤を取り入れるのもおすすめです。
頭皮に潤いを与えて、頭皮環境を整えると、抜け毛予防や発毛促進が期待できます。
この時、頭皮マッサージで血流をよくしてあげることも大切なポイントです。
加齢やストレスにより、前頭筋や側頭筋、後頭筋が萎縮します。
筋肉の収縮すると、帽状腱膜が引き伸ばされて、頭皮は硬くなってしまいます。
頭皮が硬くなると、血流が悪くなり、髪の毛の元となる毛母細胞に栄養が行き渡らなくなります。
その結果、髪の発育が妨げられてしまいます。
薄毛予防のためにも、頭皮マッサージを毎日の習慣にしましょう。
正しいシャンプーで、頭皮の汚れをしっかり落とす
健康な髪を育むためには、毎日のシャンプーで頭皮の皮脂汚れを取り除くことが大切です。
シャンプーする時、まず最初にお湯で頭皮と髪を十分に濡らしながら、予洗いをしましょう。
こうすることで、少ない量のシャンプーでも泡立ちよくなります。
すると、髪を洗う際にかかる摩擦力で起こる物理的な力を軽減でき、抜け毛を抑えることができます。
また、落としきれなかった頭皮の汚れは、時間とともに過酸化脂質に変化します。
頭皮のニオイの原因にもなるので、気をつけましょう。
髪や頭皮の紫外線対策も忘れずに!
お肌と同様に、頭皮や髪も紫外線でダメージを受けます。
頭皮が日焼けするとカルボニル化=酸化が起こり、頭皮の老化が進行します。
時々、分け目を変える、帽子をかぶるなどして、日焼けによるダメージから頭皮を守ることが大切です。
分け目や髪の表面にスプレーしてからお出かけすることもおすすめです。
また、髪自体も紫外線によるダメージを受けるので、UVカット効果のある洗い流さないトリートメントをつけるなど、髪のUVケアも意識してください。
白髪の対策
睡眠をしっかりとり、ストレスケアを意識
ストレスは血流不足を招く原因です。
血流が悪くなると、メラニンを作る細胞の働きが弱まり、白髪になってしまうと言われています。
遺伝的要因を除いては、規則正しい生活をおくり、睡眠不足やストレスを溜めないようにすることが、白髪予防に役立ちます。
常在菌のバランスを整えるヘアケア剤を活用
最近の研究では、頭皮に存在する常在菌『コリネバクテリア』の割合が増えると、白髪になることも分かっています。
ローズマリーやペパーミントなどシソ科の植物エキスが入った育毛ローションは、菌の増殖を抑えるのに有効です。
薄毛ケアと同様、頭皮マッサージで血流を良くすことも、白髪対策におすすめです。
髪にハリやコシを与える方法
エイジングケアに特化したシャンプーを使用する
髪のハリ感やコシを出すためには、髪を中から元気にしてあげることが重要です。
頭皮の血行を促進し、栄養をすみずみまで張り巡らせなければなりません。
そのための一番の近道は、エイジングケアに特化したシャンプーの使用することです。
マイルドな洗浄成分で洗い、なおかつ頭皮の活力になるような成分を補ってくれる商品がベストでしょう。
毛穴の汚れ・皮脂の詰まりをなくす
毛穴に汚れや皮脂が詰まることで、髪のハリ感がなくなるというパターンもあります。
この場合もシャンプーを変えることで改善することが多いです。
ドライヤーの当て方を工夫する
根本的な改善ではないのですが、ドライヤーの風の当て方でもふんわり感はつくれます。
ボリュームが欲しいようなトップやフロント部分は、下から温風を当て、そのまま冷ましてふわっとさせると良いです。
髪の水分量をキープできたり、うねりが軽減できるドライヤーもあるので、うまく活用してみてください。
うねり毛の原因と対策
髪の毛の中には親水性のタンパク質と、水になじみにくいタンパク質があります。
加齢とともに水になじみにくいたんぱく質が増加します。
そして、髪の水分保持力が下がり、うねりが起こってしまい、まとまりが悪くなってしまいます。
ビタミンB6配合のヘアケア剤を投入
「エイジングによるうねり毛には、ビタミンB6配合のヘアケア剤が有効です。
ビタミンB6がたんぱく質の代わりに水を保持するので、うねりを改善して、髪がまとまりやすい状態にしてくれます。
髪の若返りを目指す50代シャンプーの選び方
50代におすすめのシャンプーとは
1. 頭皮に特化したスカルプシャンプー
2. ハリコシ強化のエイジングケアシャンプー
3. 植物由来にこだわった低刺激系シャンプー
エイジングケアシャンプーを選ぶ前に知っておいたほうがよい予備知識
50代のシャンプー美容師おすすめ5選
白髪におすすめの育毛エッセンス
ねり毛におすすめのヘアケアアイテム
うねり毛など、まとまりの悪さが気になるエイジングヘアのためのシリーズ「オージュア・タイムサージ」。
年齢とともに変化するタンパク質の疎水化に着目。毛髪内部まで浸透する水溶性のビタミンB6配合で、毛髪内部の水分保持力を高め、しなやかにまとまる髪へと導きます。
洗浄成分で選ぶなら「ラスティークディープセラムシャンプー」がおすすめ
髪の補修効果の強い
濃密コラーゲンPPT洗浄成分
「ラスティーク ディープセラムシャンプー」 ¥3680
洗浄成分で選ぶなら「ラスティーク ディープセラムシャンプー」がおすすめです。
ラスティーク ディープセラムシャンプーには、髪のキューティクルを守る加水分解ケラチン、髪への浸透により補修するエイジングケア成分としてセラキュート-V、他にも、セラミド、ヒアルロン酸など、さまざまな美容成分が含まれています。
また、洗浄成分にはPPT系の「ココイル加水分解コラーゲンK」が使われていて、髪の補修効果が期待されます。
冒頭でもお話ししましたが、PPT系の洗浄成分は若干原価が高いので、250ml(1ヶ月分)で4180円という通常価格は、少し高いと思ってしまうかもしれませんが、髪のエイジングケアのことを考えると試してみる価値はじゅうぶんにあります。
フケ・かゆみの悩みで選ぶなら「すこやか地肌シャンプー」がおすすめ
年齢を重ねた頭皮のフケ・かゆみの悩みを抱えている方には「すこやか地肌シャンプー」がおすすめです。
フケやかゆみに有効とされる「グリチルリチン酸2K」や、殺菌・抗菌作用、かゆみを抑える消炎作用がある「ヒノキチオール」が配合されていて、他にも「サクラ葉エキス」などの頭皮に優しい植物成分が含まれています。
また、コンディショナー不要の、いわゆる「オールインワンタイプ」なので時短になるというのも人気の理由です。
人気で選ぶなら「haru kurokamiスカルプ」がおすすめ
ヘマチン配合
「haru kurokamiスカルプ」 ¥3168
クチコミなどで話題の人気のシャンプーを使ってみたいという方には「haru kurokamiスカルプ」がおすすめです。
美容師さんもよくすすめている「ヘマチン」という成分が配合されていて、こちらもシャンプー、コンディショナー、トリートメントがこの一本でまかなえるオールインワンタイプなので時短にもなると評判です。
大手口コミサイトで頻繁に上位にランクインしている評価の高いエイジングケアシャンプーです。
おわりに
今回は、エイジングケアシャンプーを上手に選ぶために、あらかじめ知っておきたい予備知識や、選び方のコツなどをお伝えいたしました。
髪質の改善や頭皮環境をよくするためには、シャンプーだけではなく食事や生活習慣なども大切なことですが、今回紹介させていただいた人気のシャンプーなどを試してみるのも、ひとつの方法かと思います。